2022年 勝負銘柄

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さくたろうの考え

こんにちは。さくたろうです。
雪がしんしんと降り続く中、クリスマスを迎えました。クリスマスに雪を見ることができるのは何年ぶりだろう。
四季報の赤い表紙を見るたびに「これはサンタさんの赤とかけていつも冬は赤の表紙になっているのかな?」などと、研究する気持ちよりも先に意味のないことをいつも思っています。
こんな天気じゃ洗車もできないので、集中して記事を書けそうです。

さて今日は、2022年のさくたろう勝負銘柄について3つ記載してみたいと思います。
間違いがあれば明確にわかるので戒め・勉強になるし、今の考えをまとめておくことが、その後の売る際にもとても有意義なので、これは本当にブログを始めて良かったと思えることです。
もちろん買いをあおっているわけでも何でもありません、事実、さくたろうは良く損もしています。「あ、こんな銘柄もあるんだ」と思ってくれただけで嬉しいです。

①日本伸銅(5753)

まずはバリュー銘柄(割安と思える銘柄)から。
こちらの銘柄は主に銅を加工して出来る製品を製造している会社です。東証2部で時価総額は45億円程度と規模のコンパクトな会社です。
東証1部のCKサンエツが49.9%の株を所有している為日本伸銅はCKサンエツの子会社に当たります。
株価は2,000円弱の会社ですが、PBRも0.5倍を切っており、そして昨今の銅相場上昇の恩恵も今期・来期と受けることができそうです。
四季報の一株利益予想が今季626円、来期744円となっており、もしその利益を出すようであれば、なんとPERは約2.7~3.2倍程度になります。もちろん銅相場の影響をその後も受け続ける為利益はずっと続くかはわかりませんが、あくまで割安面では申し分のない数字です。
自己資本比率も62.4%と、悪くはないので持ち続けることに恐怖は感じないと思います。

日本伸銅を買う時に感じるメリット
・出来高の少ない中、2022年5月までの期間で自社株買いを実施中(15万株上限。すでに10万株程度購入済)
・CKサンエツの子会社。CKサンエツによる完全子会社化がもしあれば上昇が見込める
・PER・PBRと指標面では非常に割安
・チャートも基本的に右肩上がり

日本伸銅を買う時に感じるデメリット
・出来高が少ない。すぐに売る際にはその値段で売れないかもしれない
・銅相場が下落した際には、おそらく業績も元に戻る(しかし過去実績から赤字にはならないように思う)
・配当は年間10円(利回り約0.5%)と期待できない
・驚くような成長性はほぼ期待できない

現在¥1,912-

②テックポイント(6697)

次に、成長性が見込めるのではないかと思う銘柄。
こちらの銘柄は、防犯カメラ・車載カメラ用の半導体を販売している会社です。販売といっても工場を持ってはおらず、製造は工場へ外注に出す、いわゆるファブレスと言われる企業です。
一つわかりづらいポイントがあり、この会社は日本ではマザーズに上場しているのですが、アメリカで設立している会社です。なので業績等は四季報や他の検索サイトにも記載がないです。ドルでの金額記載が多く、すぐにピンとこないもどかしさは感じますが、それでも成長性という面では期待できるのではないかと思わせてくれます。

12月決算なので、今開示されている、今年の第三四半期累計までの決算資料では、売り上げが52億、営業利益が16億、純利益が14億です。
営業利益率も30%、純利益率も27%と高利益率です。そして何よりもその増加率ですが、去年の同時期までの売り上げに対して126%と倍以上に増えており、利益についても比べ物にならないほど増えています。(実績)
そしてもう閉まるであろう今期の最終業績の予想は、売り上げ72憶、営業利益21億、純利益18億を予想しているようです。それぞれ前の年の1年間と比べると売り上げは88%増加、営業利益は425%増加、純利益は400%増加の見込みです。とんでもない伸びです。
とにかく車載カメラの売り上げの伸びがすさまじく、少なくとも2035年までは市場規模が伸び続けることをテックポイントは謳っています。
(自己資本比率も87.4%!さすがファブレスの効率経営。)

そしてこの段落はちょっとわかりづらい説明になりますのでとばしてもいいですが、テックポイントは約1800万株を発行しています。そのうちの約710万株(約40%)をマザーズで取引可能にしています。なので実際の時価総額はマザーズで出る時価総額の2.5倍付近になります。
規模感を説明すると、今のおおよその時価総額は約250億程度です(マザーズで100億程度のため)。
予想PERは為替などの計算にもよりますが約20倍付近、予想PBRは5倍付近程度と思います(会社資料より想定)。
→この段落で言いたかったこととしては、規模のコンパクトな成長産業の株としては決して割高な水準ではないということです。

ファブレスで効率良く利益が出る体質であることが最近証明されはじめ、この利益率と成長率。そして車載カメラの市場の伸び。
大袈裟すぎるかもしれませんが、将来のキーエンスか!?それは言い過ぎですが期待をせずにはいられません。

テックポイントを買う時に感じるメリット
・とんでもない業績の伸び
・車載カメラ市場の成長性
・他の成長株と比較した際の割高感のなさ
・配当性向50%発表!!!成長性と利益率の高さから、今後の増配も期待できる。
・時価総額250億、成長できる期間の長さも期待できる

テックポイントを買う時に感じるデメリット
・上場JDRという上場方法がわかりづらい
・四季報等に記載がない
・四半期決算を、毎期、細かく読み込む必要がある
・為替の影響も受ける
・チャートはあまり明確なトレンドを示さないことが多い
・株価が下がる時に思い切り下がる・・・(経験談)

現在¥1,668

③稲畑産業(8098)

最後は安定銘柄として。
稲畑産業はさくたろうが投資を始めてから付き合いの長い会社で、化学品を扱う商社です。時価総額も1000億と大阪の大きな会社です。
配当は4%を超えており、総還元性向(配当+自社株買い)も利益の30%~35%程度とすることを謳っております。
株主を大事にするアナウンスもしており、2023年までの具体的な数値目標や還元方針も分かりやすく、発信も定期的で親切な印象を受けます。
四季報を購入する方はご存じな方も多いのではないでしょうか。コマーシャルのページを巻頭付近にいつも掲載しています。
今年は保有株の削減が進み、特に利益が上積みされているように思います。
2023年まで配当を削減しない方針を打ち出しているので、逆に今期の配当を大きく上げたくはなければ、そろそろ自社株買いが入ってもおかしくはないのではないでしょうか。今期の良好な決算をもとに総還元性向を30%までもっていくとしたら、過去の例から言うと、2月の決算発表後に自社株買いが入る可能性があると個人的に感じています。
株をする上で安定を求めるのは間違っているのかもしれませんが、それでもこういった歴史ある親切に見える安定した会社を持つことは、株をやってて良かったなと思える瞬間の一つかなと思います。優待のクオカードも嫁が喜んでくれます。

稲畑産業を買う時に感じるメリット
・業績が安定している会社。
・配当が下がらないイメージ
・株主を大事にするイメージ
・還元性向や累進配当のアナウンスなど、方針もわかりやすい

稲畑産業を買う時に感じるデメリット
・成長性は期待できない
・株価の一日の値幅も大きくない
・株の売買での大きな利益は期待できない

現在¥1,659

今年1年、おかげさまでブログを続けることができました。ありがとうございます。
縁あって読んでくれているあなたに、ほんの少しでも有意義な情報をお伝えできればと思い、来年も続けたいと思います。

メリークリスマス、来年もよろしくお願いします!!!

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