雑記~お世話になった宇都宮線~

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さくたろうの考え

こんにちは。さくたろうです。
さくたろうは附属高校から大学へと進学したため、7年間もの間、埼玉県から東京都へと宇都宮線で通学していました。
その後のサラリーマン生活も含めて、人生の時間の多くを宇都宮線にお世話になっていました。

電車にトイレがある、時速100キロを超えるスピード、駅と駅の間で15分以上走り続ける、そんな当たり前を都内在住の友達に馬鹿にされながら埼玉県民として過ごして来ました笑
跳んで埼玉を観て何故怒らないのか、福島県出身の嫁は不思議がっています。違うんです。指摘されているのは日常かつ当たり前なので、怒るとか怒らないじゃないんです。
・・・自分と人生の多くを共にしたその宇都宮線。最近痛ましい事件が起きてしまいました・・・

タバコを注意した高校生がボコボコにされる

ひどい話です。電車内でタバコを吸っている人にやめてくれと伝えた高校生が暴力を振るわれ、軽くない怪我を負わされたというニュースが入り込んできました。
高校の頃の宇都宮線は確か4人がけの席に灰皿までセットされていて、そこで喫煙や食事をしている大人も良くみかけました。昭和の時代ですね。時代は平成を超えて令和。電車内での喫煙などもっての他な時代。そこでタバコを吸っている時点で只者ではありません。
・喫煙者はそれに腹を立てて過剰な暴力を振るった
・周りの皆はそれを見て何もしなかった

大きくこの2点に争点をまとめます。

①まず暴力を振るう側の問題。正直理解に苦しむ行動です。社会で生きる通常の人間からは想像がつきません。
しかしこの類の人間はおそらく生息し続けると思います、昔もいたのだろうし、これからもいるのだと思います。
そしてそれは何も人間だけではなく、国であっても同じです。感情的になり暴力で解決しようとする国は存在します。

こういった人や国がなくなれば、それが一番いいです。何よりもそれを切に望んでいます。
しかしそれは歴史が証明しているとおり、どうやらこれからも難題として抱えざるをえないというのが事実です。
現代であっても、暴力・侵略・ジェノサイドと繰り返す国が存在しています。

結論として、現状は暴力を振るう側を根絶することは困難ということとなりそうです。

②次に、周りの問題。ここが大きな問題としてさくたろうは感じています。
暴力を振るう人や国が現れたときに、被害者と思われる状態の人や国を見殺しにしてしまうのはなぜでしょうか。

それは
・戦って勝てる見込みが薄いから(自分が弱い)
・自分が損失や痛手を被りたくないから(覚悟が必要)

こういったことが挙がると思います。
まず大前提として、誰も戦いたくないです。誰だってそうです。しかし、もし暴力を振るう側から見て、こちら側が強く見えたら、そもそも暴力を振るってくるでしょうか?少なくともビビります。万一戦いとなったら少なくとも暴力を今振るっている側も大きなダメージを負うこととなります。これは後から救済に入る側にも通じることで、駆け付けた人が強かったり、また強力な武器を持っていれば暴力を振るっている側は少なくともビビリます。

また、周りが助けなかった理由の一つとして、自分が損失や痛手を被りたくないというのがあると思います。
いますよね。すぐに報復報復言ってくる国。そしてそれにビビって動けなくなってしまい、経済的利益を取って媚びてしまう我が国・・・
これは「人の命」と「自分の利益」のどちらに重きを置くかによって取る行動が変わるのだと思います。
一つ解せないのは、いつも「何よりも命、命」と言っている人ほど、他人の命を見捨てる傾向にあるということです。
おそらく「何よりも自分の命」ということだと思うので、それが政策であれば、しっかりと「何よりも自分の命」と言ったほうが分かりやすいと思います。
そして暴力者に勇敢に反発する国や人もいます。この場合ある程度の損失を覚悟した行動であることがほとんどです。何せ今の世の中、争いに巻き込まれて利益を得ることなど皆無だからです。そのうえで人の命を大切にし、ダメなものはダメと果敢に立ち向かう人や国も存在します。


人を助けるために

問題が起こるのは、宇都宮線の中だけではないと思います。今現実に、世界で人的虐待が起こっている事実があります。
そしてそれにしっかりと反発している国もまだ世の中には存在します。素晴らしい・・・

それに呼応することすらできない我が国。まるで宇都宮線の周りの人たちではないでしょうか。
いや、しっかりとジェノサイドにノーを言っている国が存在しているのに、その状態でも躊躇している。もっと悲しい事です。

自分が弱いからでしょうか。それとも覚悟の問題でしょうか。
おそらくそのどちらも欠けているのでしょう。国が強くなる手段は、軍事力の他にも経済力もあります。
きれいごとで人は救えない。力と覚悟を兼ね備えて、真の強さをもつ国と人を目指す時だと思います。

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