こんにちは、さくたろうです。
堺商事(9967)にTOBがかかりました。
全くもって読めているわけではないですが、たまたま獲る事ができました・・・
金額もそんなに大きくはないです。資金を鉄に振ってますので笑
これは過去の記事(2022/2/13)、進むTOB・MBOで挙げているので、よろしければ見てやってください。
そこで他に挙げている銘柄の、丸紅建材リース(9763)・日本伸銅(5753)はまだTOBがかかっていません。・・・読めてないってことです笑
堺商事は、さくたろうが買ったその時の時価総額は45億でした。
かなり小さい規模の会社に思います。
ただし親の堺化学の時価総額は300億とちょっとだったので、売上げや利益の取り込みというTOBの恩恵は、思ったよりもあったのかもしれません。
堺商事のその時の時価総額は45億で、堺化学以外がその時に持っていた、堺商事の残る株式36.1%を、親の堺化学がTOBする。
その時のPBRは0.5倍だったから1倍付近でTOBをするとさくたろうは仮定しました。
45億(堺商事のその時の時価総額)✖️36.1%(TOBで他から集める株)✖️2倍(PBR0.5倍→1倍を参考に堺化学が買い付けに必要なお金)で、TOBに必要な金額は32.6億くらいになると思いました。
親の堺化学は32億くらいを使って、その時の堺商事の年間想定利益5億の36.1%が買えることになるので、年間、最低2億円の入りが堺化学にとっては期待できます。
ただしTOB後はシナジーや固定費削減があるので、年間2億どころじゃないと思います。あくまで最低限の計算上の話です。
と、こんな計算をしてました。
たった2億といった感じもしますが、年間数十億の利益の堺化学にとっては2億の追加利益は小さくないですし、固定費削減等の方が2億よりももっと大きな利益になると思います。
僕は(しがないほうの)サラリーマンなのでアレですが、やっぱり何か功績を上げたい人たちにとっては、何かしらこう言ったことで動いて成果を残したいって人たちも(堺化学に)いると思います。
黒崎播磨・日鉄ソリュ・神鋼商事・丸紅建材リース・日本伸銅
そんな色々な妄想上の計算を他の会社にも当てはめて、今現在TOB可能性を踏まえて実際に僕が持っているのがこの5つの銘柄です。かかる金額とか全部書いていくと、上記のように長くなってしまうので省略します。
それではTOBを予想する理由を簡単に・・・可能性が高いとさくたろうが思う順に並べました。
①黒崎播磨
・日本製鉄の子会社、鉄は売上増加を目指す
・売上と安定にこだわる日本製鉄の意向から双方を満たしている
・売上・利益とも年々上昇。鉄を作る炉の要(かなめ)の耐火物製造
・取り込めば鉄は1000億規模の売上増加、利益は未知数(最低40億)
・配当利回りが高い、また株主構成から、外部に利益の50%程度が流れている状態
・割安、TOBしやすい
②日鉄ソリューションズ
・日本製鉄の子会社、鉄は売上増加を目指しているはず
・こちらも年々売上、利益が上昇、落ちる気配がない
・すでに過半(63.4%)を日本製鉄が持つ。株主構成的にはTOBがしやすい
・売上3000億規模。TOB時には鉄の売上が1000億以上上乗せされる
🔺すでに時価総額が高い(3000億強)、金額的にTOBしづらい?
③神鋼商事
・鉄鋼3社の商社で残るはここだけ(JFE商事・日鉄物産ともTOB済)
・原料の取り扱いやグループ内製品がメイン、シナジーは大きそう
・90億を超える純利益、親は700億くらい。TOBインパクト大
🔺鋼材価格・原料リスクが親に移るか
🔺親のキャッシュが多くはない、TOBに踏み切れるか(現キャッシュ2000億)
④丸紅建材リース
・親が丸紅。この丸紅建材リースの規模など、たやすくTOB可能
・丸紅建材リースは割安なのでTOBしやすい
・親がものすごい利益を叩き出している。今期あたりのTOBバイアスが高くなっているか
🔺TOBしても、丸紅の期待増加利益は少ない(年間10億円以下、丸紅今期利益は5400億)
⑤日本伸銅
・とても割安、一番割安では・・・
・親のCKサンエツと同業、シナジーも大きそう
・CKサンエツはプライム残留を確定させるために規模感を大きくしたい、TOBバイアス大
🔺配当低すぎる。TOBがかからない時の資金拘束がもったいない
🔺少数株主に対しての配慮がない
🔺親もこの状況を放置。双方の蜜月関係がいやらしい
TOBがかかったあと・・・
こんな理由で持っています。
でも他にもTOBがありそうな会社がたくさんあるので、よく他のTOBを見るたびに「そっちだったかー!」と思いまくりです。
なので、基本的に自分のよく見ている「鉄鋼と商社」といった業界を中心に見ています。
他の業界でのTOBをよく目にしますが、全部をカバーするのは僕には難しいです・・・
TOBがかかった後は、キャッシュが入ってくるのでその後の展開に余裕が出てくるので好きです。
強制的に売らされてしまうので、迷う余地がないです。
残るTOB候補の株数を厚くしていくか、または鉄を買うか(笑)
仮に上記の会社にTOBがかかったら、さくたろうは鉄を買い増す資金に使うものと思ってください。
鉄の説明会で、IRの方が鉄の挨拶で締めてましたね。今回は僕も真似してみます。
「それでは皆さん、ご安全に!」