刑務所の中での基軸通貨は・・・

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経済史に起きた事実

こんにちは、さくたろうです。
ゴールドETF(1326SPDRゴールドシェア)の上昇はとどまるところを知りません。

これは、円をドルと比べているのではなく、円をゴールドと比べています。
減り続けているドルの価値と、減り続けている円の価値を比べても、それは意味のない試みです。
それよりも、永遠の輝きと価値を保つゴールドが最も比較対象に適していると僕は考えます。
なぜドルと比べても意味がないのか。

受刑者の基軸通貨

アメリカの刑務所で、受刑者がお金の代わりになるものに使っていたものは何でしょうか。
ここにはお金は存在しません。
当初は「タバコ」がお金の代わりになっていたようですが、最終的にはタバコではないものになります。
どうやら僕の知る限りの新しい情報では、「ラーメンのスープ袋」です。
ここでの基軸通貨は、ラーメンのスープ袋。面白いです。

きっとスープ袋を30個もため込んだら、金持ちなんじゃないでしょうか。
当初、僕の小さい頃の話ではタバコがお金の代わりに刑務所で使われていることが有名だったので、刑務所の中での基軸通貨がタバコからスープ袋に変わっていたことに驚きました。
もしこの話が本当だとした時に、なぜタバコからスープ袋に変わったのでしょうか。
(みなさんは、どうしてだと思いますか???)

タバコから変わった理由

これは全くの僕の妄想です。みなさんも自由に考えてくれると嬉しいです。
タバコには、吸いたい人の需要があります。
保存も容易で、例えば労働との交換(僕の囚人服の洗濯をタバコ3本で代わりにやっといて)もできます。
そしてタバコの仕入れが多くなりすぎても、吸う需要もあるので本数は急激に増えることもなかったのだと思います。
そして同じように、新基軸通貨のスープ袋も同様の利点を兼ね備えているように感じます。
ではなぜ変わったのでしょうか???

個人的な考えは、「タバコ嫌いが増えたから」ではないかというものです。
知っての通り、タバコは健康に有害な側面を持ちます。
時代の流れとともに、吸わない人が増えていき、タバコをもらっても「いや、私はちょっと・・」
といった敬遠の姿勢を見せる囚人がいることもあったのだと思います。
一方でスープ袋であれば、それが直接健康に害を及ぼすこともなく、皆がそれを嫌う理由がない。
タバコはその持つ側面から「嫌われて」しまい、基軸通貨の地位を失ったのではないでしょうか。
嫌われるということはどういった実態と類似しているかというと、きっと、
「皆の信用を得ることが難しくなった」ということだと思います。

ドルは信用を得ているか

時代とともに健康志向が高まったことと同じく、時代とともに価値基準が変遷していくことは受け入れざるを得ない自然の法則とも言えます。
時が過ぎると、体が衰えていくように、どうしても過去のほころびは蓄積を繰り返します。
どれだけ素晴らしい基軸通貨であっても、どれだけ素晴らしいアイデアであってもです。
タバコ嫌いがシェアを拡大していくように、いつかはドル嫌いも増えていくことでしょう。
なので、「1ドル160円にもなった」というドルとの価値基準の比較は時の経過とともにその意味が薄れることとなると思います。
あくまで円の価値を正確に近い形で反映しているのは、冒頭に取り上げたゴールドとの比較となると思います。

タバコもスープ袋もゴールドもインフレしない

タバコもスープ袋も「吸う・食べる」といった行動によってその量が劇的に増えることを回避する術を持ちます。
ゴールドも元々存在する量が増えないので、同じ特性を持っています。
その事実こそが信用を獲得するための特性なのでしょう。
きっと通貨が増える時は、少なからず、増やしたお金で誰かを助ける為なんだと思います。
しかしそれを繰り返すことで確実に価値は減少を続けます。
そしてそれがインフレを起こす理由の一つとなります。
増やしたお金を「吸って・食べて」、あとで吸収することができれば、一番良いのですけれども・・・
景気の観点から、それが困難であることも理解しています。

僕には全員が経済的貧困から逃れるアイデアが思い浮かびません。
ただ、大切な人に、これだけは伝えたい。
ゴールドETFを持ってくださいと。

【証券コード1326 】SPDRゴールドシェア
*投資は自己責任

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