バブルバブルと言わないで

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さくたろうの考え

こんにちは、さくたろう です。
大阪は蒸し暑くなってきました。僕は嫁と二人生活の転勤族なので、ご当地の株を記念に買う事があります。
大阪にはたくさん歴史ある企業があって面白いです。
最近、記念にと奥村組(1833)を最小単位買いました。
コロナで苦しんでいる大阪ですが、あとちょっとと信じて乗り切って欲しいですね。
お好み焼き屋のポスターで「負けへんで!絶対ひっくり返したる!」
とお好み焼きをひっくり返してる写真は印象的だった!頑張れ大阪!


多分バブルじゃないと思う根拠

いつかは下げ相場は必ず来る。
相場である以上、避けられない下げだけど、崩壊のような下げがすぐに来るとは僕には思えない。
今までの歴史を参考に、今の状況がバブルかどうかを簡単に確認してみたい。
ちなみに僕はバブル崩壊も必要悪と考えていて、崩壊がものすごく嫌いで、それを受け入れられない、と言った考え方はしていない。
むしろ時代に合わない企業は、淘汰されるか、買収の対象となるかで、整理されていくべきだと思う。
例えそれが自分の勤めている業界、企業であっても。
嫌な事だけれども、運命に逆らってどこかに無理をかけて生き残っても、全体的におかしくなっていってしまうものだと思う。
受け入れたくないものは世の中にたくさんあるし、毎年大変な思いもたくさんしているけど、それが人生かな、と思うようにしている。

以下に、まだバブルとは言えないのでは?と考えられるような内容をかき、それについて少し詳しく考察してみたい。

・本当に株価が過度に上昇しているのか
・実態とかいりして株価が上昇しているのか
・株価は本当に割高なのか

本当に株価が過度に上昇しているのか

「いやそれはさすがにやりすぎだろ・・・」という上がり方をする株はたまにある。
その後はどこかのタイミングで下げに転じるものだが、日本株全体が今、そういったような状況にあるのか考えたい。

日経平均の1989年のバブル、ソフトバンクや光通信の長期チャートなど、バブルが起きたものを見てみると、バブルは本当にとんでもないところまでいく。
そしてバブル前まで最終的に戻されて、そこから上昇していくのにこれまたとんでもない時間を要する。
そんなチャートになっている。
個別株はとんでもない上がり方をしているので日経平均の1989年を例に考える。
1982年から1989年をみると、7年くらいで5倍を優に超えている上げだ。
今に照らし合わせると、もっと長く10年で取っても、日経は1万円くらいから3万円に行かないくらいなので、3倍未満。
仮に、仮にこれがバブルであったとしても、バブルの「途中」の様相に見える。

僕は今40歳で1989年に相場に参加できていないが、本当にその時の相場に参加していた人の話を聞くと、今とは全然違う雰囲気であることをいう。
「行けば必ず勝てるパチンコ屋のようだった」や、「株と不動産は永遠に上がり続ける」といった声が大勢だったようだ。
今は「もう下がる」「バブルだ」が大勢で、おっかなびっくり投資している。
今、これでバブルなのか?もしバブルであるなら、もっと夢が見れるようなバブルであって欲しいものだ。
・・いずれにしても、僕は下手なので笑、そんなに大きく儲けていない。

実態とかいりして株価が上昇しているのか

これがコロナ禍で最も言われることだ。確かに実態はボロボロじゃないのか?
そんな中上がるのは違和感なのか、バブルなのか、真の強さなのか、なんなのか。

これは僕の感覚的な話となって申し訳ないのだけれども、実態が悪い株はしっかりと売られている感覚がある。
いや良くても決算後に売られている銘柄も多い。
確かに個別株で、デジタルトランスフォメーションやコロナなどのテーマに合致している株がとんでもなくあげている事実もあるが、いやこんなに売られる必要あるの!?ってくらい売られたり安い株がかなりある。
僕が下手なことに起因しているものも多いはずだが、「安すぎるでしょ」という部分は、理解してくれる投資家はいるのではないか。
事実、アクティビスト(物言う株主)が日本株を買っているのは、割安な業界が多いからだと思う。
割高なものは、彼らは買ってこない。
アクティビストが価値向上の為日本株を狙っている日本株、もしくは日本株の中の業界があるということは、実態の価値より割安に放置されていることの一つの指標にもなるのではないかと思う。

またよく『K字回復』(Kの字のように、上に行ける企業と下にいく企業が存在)と言われるが、少なくとも株価が下に行く企業が存在していることは、全体的にみた時に何でもかんでも買われるようなバブルとは違うのではないか?
と感じる。

実態とかけ離れて株価が上昇している「感覚」を感じる事ができない投資家が今ここにいる・・・。

株価は本当に割高なのか

PERが割高、バフェット指数(国の株式時価総額を国のGDPで割ったもの)が割高だ、という客観的な指標の方が僕の感覚よりも正しいのかもしれない。
しかし特にバフェット指数などは、一つの時価総額の大きな企業が思い切り買われた場合、実態よりも割高に見えるはずだ。
今はそんな買われ方をされているものも少なくない。

日本株の今のだいたいの時価総額720兆円が実態よりも高いのか安いのかは、見方によって変わるし、妥当かどうかは誰にもわからない。

そりゃいつかは思い切り下がる

以前の雪崩のブログで書いたとおり、いつかは臨界点を迎えて株価も雪崩のように思い切り下がる日が来る。
それはそうだと思う。
では今、株を売る事が正解なのだろうか。僕はそうは思わない。

「相場に踏みとどまることによって大きな利益を得られる」と言ったリバモアや、「弱気でいたら5番街に店は持てない」といった投資家を参考にするなら、ここはリスクを覚悟した上で株を持っていた方がいいのではないか。

「これはさすがにバブルだろ!!!」と、僕のような投資家でさえも体で感じる事ができる相場が来ることを期待しながら・・・!

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