麻雀で学ぶこと

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さくたろうの考え

こんにちは。さくたろうです。
正月やお盆となると、皆さんはどのように過ごしていましたか?
僕の家では、母親の実家に家族全員で行き、そこで大人達の宴会が始まりました。
そして必ずその後、麻雀が始まりました。家族はタバコは吸わないのですが、他の人たちが吸う人が多くて、もう煙が凄いことなっていたのを覚えています。確か2卓(1卓4人なので、8人も麻雀をする大人が集まっていた)あったと思います。
今となっては、そんな劣悪な環境で麻雀をしたいと思わないのですが、年を重ねるごとに、大人の興じるその遊びに魅力を覚えていったことを思い出します。

4人家族であったので最年少の僕が麻雀ができるようになると、家でも麻雀ができるようになることから、高校生以降は家族でも麻雀をした記憶があります。そんなに数は多くないと記憶しているが、事あるごとに麻雀をしていたな・・・。


麻雀の醍醐味

いくらやってもやり足りない、そんな気持ちにするこのゲーム。一体何が面白くて狂ったように、子供のように熱中するのでしょうか。
まず言われることだが、運の要素の方が、実力よりも大きいと言う人が多いです。もちろん短い期間での勝敗の話となりますが。
どんなに実力があっても、短い期間では運に振り回されてしまい、何もできずにただ負けることもあります。
その逆もあるわけで、それが悔しいので、自分の納得できる勝敗が決するまでは続けたいとさくたろうは思ってしまいます。するとやめられなくなるわけで・・・
また常に選択の繰り返しで、自分の選択した結果は見ることができるが、それ以外の捨てていった選択肢の結果は、誰にも永遠に分かりません。次は捨てた選択肢の方に進みたいと思うと、続けたくなります。しかし次に同じようなその選択に迫られる場面があっても、微妙に環境などが違うため、やはりその場で捨てていった選択肢とどこかで巡り合うということは、一生ないとも言えます。これは深いことです。
そしてここが面白いのですが、人それぞれスタイルが確立されていきます。完全に自分自身で編み出したスタイルもあれば、お手本となる人のスタイルを真似る人、そして「この人が正しい」と宗教のように(笑)誰かの打ち手を妄信する人などもいます。
まるで人生というか、その人そのものが映し出されているなと思います。
麻雀の醍醐味を要約すると「まるで人生」ということになるかと思います。
(なんだこのまとめ方は、アホすぎる)

麻雀で大切なこと

その麻雀で、有名な方がいます。阿佐田哲也という方です。
「また朝だ!徹夜しちゃった!」からこの名前を取っているらしいです。こんな名前にするなんて、この人も麻雀しすぎて頭がおかしくなったんでしょうね。わかります。
この方が、麻雀で一番大切なことを聞かれた時に、回答した内容が以下です。

「自己管理能力だ。」

おそらく数ある大切なことの中から、阿佐田哲也は自己管理能力を選択したのだと思います。
他にも麻雀をする上で大切なことが山ほどある事は、麻雀を経験した人であればわかると思います。
それではなぜ阿佐田哲也は自己管理能力が一番大切だと結論づけたのでしょうか。ここからはさくたろうの推測なので、違っている可能性が多分にあります。
①「欲望」を管理しなければならない。
②「恐怖」を管理しなければならない。
③「今置かれている自分の状況」を正しく理解・管理しなければならない

この辺りの事から、「自己管理能力」が一番大切と言っているのではと思います。
(本当に違う可能性があるので、あくまでさくたろうの推測として、です。)

まずあらゆる欲望が湧きます。「こんないい手、滅多にあるものではないぞ!とにかくこれをモノにしたい!」
そしてリスクを度外視して、突き進んで負けることがあります。自分よりも相手の方が良い手や早い手である場合、自分の中の手は相手より劣っていることになります。
その場合、自分の手をモノにすると思う意味はありません。なんにもありません。「なんにも!」です。
その逆に、相手の手が良いと思わされて、今の自分の手や環境で進むのに恐怖を感じることもあります。相手に振り込んだらどうしよう、怖い、もうやめておこう・・・結果、自分の手の方が相手より優れていた、ということもあります。
そして状況把握能力。今自分はどういった立場であり、どういった点数でどこからあがればいいのか。そして何をしては最悪なのか、誰に何をされては最悪なのか。こう言った事を把握する能力が必要という事も言いたかったのだと思います。


投資との共通点

様々な投資の本の中でも、管理能力については多いに語られています。
阿佐田哲也と似たような考え方で、一番大切な事は資金管理能力だという方もいます。
それもそのはず、誰にも結果のわからない相場の世界で、一度のトレードで例えば全額を使っていれば、いつかは大きく損をしてしまう事になると思います。
そして知人でも「もう株はコリゴリだ」と言っている人の話を少し詳しく聞くと、一度のトレードで自分の持つ資金のうちの、とても大きな%にあたる金額を思いきり突っ込んで、そして下がった際に身動きが取れなくなり負けるか、辞めると言った事になっています。
本当にこのパターンは多いと思います。
そして自己管理能力ともいえる資金管理能力さえあれば、この興味深い世界で長いこと学ぶことが許されると思います。
長い期間やっていれば、自分に有利なタイミングが来るかもしれません。勝率が上がるようになるかもしれません。
まずは資金管理からくる退場に追い込まれないこと、本当に大切なことだと思います。

阿佐田哲也の言い放った自己管理能力の、真の意味はこんな事とは違うかもしれません。
例えばもっと単純に、健康管理だったり、徹夜しないことだったり、運動することだったり。
自己管理という言葉は広いので、さくたろうが大きく意味を履き違えているかもしれません。

その中でさくたろうなりに自己管理の意味を考えると、やはり自分の中の欲望・恐怖・資金を管理することの大切さを言っているのではないかなと思います。

麻雀は深いな・・・コロナがあけたら、いつも麻雀の相手をしてくれる人たちと麻雀を楽しみたい。
記事を書いていて、ウズウズしてきているさくたろうでした。



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