資金管理

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さくたろうの考え

こんにちは。さくたろうです。
皆さんは遊びの時間や趣味の時間はしっかりと確保できていますでしょうか。
それが高貴なものでも、そうと呼べるようなものでなくても、面白いと思えるものに使える時間はとても良いですよね。
また、もしそのような時間を今確保できない環境であったとしても、ずっとそれが続くことはないと思います。
学生の頃、行政書士事務所でアルバイトをしていたのですが、その時の所長がこういっておりました。
「あそびはこの年(55歳くらい)になってもいくらでもある。今しかできないことをさくたろう君はあそびより優先させなさい」

今しかできないこと(恋愛でも仕事でも資格でも)は、遊びより何より優先させようと思いました。確かに、遊びも趣味も、今のところ年齢によって阻まれるという経験はあれからも一度もしていません。その時の自分に合った遊びは、本当にいつでもできるものなんだなぁ・・・と思います。

その所長がもう一つ触れていたことが「自己管理」。いつも漢方を飲んでおりました。
そして「トレーダーズバイブル」という本で最初に忠告されるのが「資金管理」。

どちらも管理についての大切さをさくたろうに説いております。今日はその資金管理についてのブログを記しておきます。
(自分の戒めの為にも)

一番大切なのは絶対に資金管理

さくたろうは、今までの投資の失敗をノートに記載しています。そのノートを見返すと、ノートの初期の頃には自分で考えた失敗の理由がほとんどといっていいほど似通っています。その言葉とは「余力がもうない」「一度に買いすぎた」です。
50万円で投資を始めたのですが、38万円の株を買って身動きが取れなくなった、といった事。また月に50回売買可能な証券会社の売買手数料を選択したのに、残金(余力)が数万円になって売買すらできず、50回分の売買手数料を毎月取られていく、といった事。
他にも同じような内容の失敗が数年間繰り返されています。・・・恥ずかしいですが事実です。
投資の早い段階で資金管理の大切さを認識する必要があるのですが、それが実は最後まで一番大切なことなのかもしれません。

今日最後にリンクを貼って紹介する「トレーダーズバイブル」でも、資金管理の重要性はまず最初に書かれています。
またどの本かは忘れましたが、「勝つ投資家はえてして賭け額が小さすぎ、負ける投資家はえてして賭け額が大きすぎる」といった言葉も今でも強く脳裏に刻まれています。この場合どちらの投資家も問題点は抱えているものの、問題の大きさが勝つ投資家と負ける投資家でまるで違います。
その違いこそが最も重要と思えるのですが、「後者(賭け額が大きすぎる)は全滅・もしくは再起不能になる可能性がある」ということです。

どういった株や商品を買うのか・最も最悪な場合どこまで下落するのか、を想定して売買をするべきです。おのずとその投資対象物によって資金管理の内容は違ってきます。
また投資中に、さらに魅力的な対象物が出てきた場合、そちらにも資金を振り向ける必要が出てくることも多いです。
その場合新しい対象物にもさらに下落に備えた資金が必要になるということは、一番始めに投資できる金額は全体の資金から見るとかなり小さな金額になってきます。(長期投資の場合)

短期で大きく勝負する場合は、上記のような分散・配分という問題からは解放されますが、「必ず損切しなければならない線を決めておく」という、場合によっては長期投資よりも強い資金管理能力が必要となります。

どちらも場合であっても、投資家としての負けが確定してしまう全滅・再起不能をまずは回避する能力として、資金管理能力がまず上がってくることは真理となります。

ナンピンするなら大事なのは「幅」

今、相場で調整局面が訪れようとしているようにさくたろうには思えます。空売りの検討が第一と個人的は思いますが、ここでナンピン(下がったところで買い増すこと)をする投資家がいます。
さくたろうはナンピンは今、全く考えていません。しかしさらに下がった際はその手段も検討に入れようとしています。
ここでも、さくたろうの投資(失敗)ノートを見返した際に出てくる言葉があります。それは「ナンピンの幅を持たせなかった」です。

棋士の羽生さんの回のブログでも書きましたが、羽生さんのように平常時から「最悪」を想定している場合、そうやすやすとナンピンという手段が取れないのでは?ということが思考として浮かぶことになると思います。
今が最悪と思いたい・思える、といったことは世の中に多いですが、最悪というのは文字通り「最悪」です。想像力・経験が豊富な人ほど最悪の底は深いものを想定することになると思います。
最低でも、今までで一番低かった値段を想定。もっと悲観的になれば、それ以上の深さのものを想像してもいいでしょう。
そうなった時に取れる手段がないようであれば、そのナンピンは危険をはらんでいることになるのではないでしょうか。
するとおのずとナンピンの「幅」を大きく持たせることが必要となってきます。

さくたろうのノートに出てくるように、かなり上のほうでナンピンをしたというものは、ナンピンにすらなっていない一番間違った行為だった、ということになりかねません。
このようにナンピンひとつとっても、やはり資金管理という側面から考える必要がどうしても出てきます。

無理がしたいなら「一瞬」

管理管理、それだけではつまらない・・・。さくたろうはそう思ってしまうこともあります。そういった人間です。
人間って、ときにハメを外したくなりませんか!?そしてとんでもない外し方をしてしまうことも・・・!?
そんなこと思わないといった素晴らしい方々が多数おりますが、さくたろうが親友と呼べる人や、すくなくとも魅力のあるようにさくたろうが感じる人間には、どこかしらにハメを外す部分もあるというか、この管理とは真逆の思考からくる行動を取っているところもあります。

もし、管理といった概念から逸脱するような行動を取るなら・・・それは「一瞬」が良いのではないでしょうか。
無理(管理を無視)をするなら一瞬が良いと思います。大勝負であっても一瞬だけ。
それが常態化してしまうと、それは魅力でもなんでもなくなります。ただの大きなリスクになってしまう。。。

ごめんなさい、最後に不要なまとまりとなりました。
しかしそれでもいいのではないでしょうか。これはさくたろうのブログなのですから!!!


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