富士カラーで写そ!富士フィルム

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さくたろうの考え

こんにちは。さくたろうです。
早いもので、もう師走ですね。週に1回、時間を作ってブログを始めようとしてから1年か・・・
やり始めると、本当に早いものです。

最近はほぼテレビを見ないさくたろうですが、皆さんはテレビを見ますか?
テレビといえば、CMは時の花形産業の様子を写すものも多いですね。皆さんの好きなCMはどんなものですか?

さくたろうのナンバーワンCMは、年末に流れていた、JR東海の牧瀬里穂が出ているCMです。このCMを越えるCMがあれば、是非教えて欲しいです笑。
そのCMの内容としては(おそらく)、クリスマスに、遠くから東京に会いにきてくれる彼氏を、牧瀬里穂が東京駅で迎えると言うものです。
遅れないように走り、人にぶつかりながら改札まで急ぎ、彼を見つけた牧瀬里穂が満面の笑みを浮かべ、彼氏を驚かそうと柱の影に隠れて、弾む心を落ち着かせるように呼吸を整えようとしているところでCMが終わります。
・・・世界史上最高のCMは間違いなくこれです笑

そして、年始・正月には富士フィルムによる「富士カラーで写そ!」と言うCMが流れてきました(昔の話)。
今はおそらくCMはしていないですよね。テレビから遠ざかり、わかりませんが、ここまでデジカメとスマホが普及した世の中で、現像を必要とする手段のCMを流すとはなかなか思えませんよね・・・

今日は富士フィルムについてのブログを書きたいと思います。JR東海のCMについてのコメントは何時間あっても書き切れないです、他にもクリスマスのCMではその時の旬な女優がバンバン出ていて・・・

富士フィルム誕生について

変貌を続けている富士フィルム、むちゃくちゃ好きな会社です。
さくたろう自身の就活でも、埼玉県にあった富士フィルムの子会社にエントリーしました。残念ながら力不足で入社には至りませんでしたが、それでも昔から良いイメージしか持っていませんし、今でもそうです。落ちた面接でもすごく会社のイメージが良かったです。(さくたろうに対するイメージは良くなかったのでしょう笑)

富士フィルム(4901)は、昔にダイセル(4202)から独立して誕生しました。
ダイセルとは大阪の一等地、グランフロントに居を構える歴史のある大変立派な会社です。大日本セルロイドと言う社名だったようで、広く素材を取り扱っている会社です。富士フィルムはダイセルから1934年に独立しました。写真フィルム国産化を目指しての独立です。
今でもダイセルの株主欄には富士フィルムが、富士フィルムの株主欄にはダイセルが掲載されています。
「フィルム事業」がその時代の一つの大きな産業となっていった様子が伝わってくるような気がします。

富士フィルム変貌の契機

写真フィルム国産化を果たし、コダックを抜いて首位となった富士フィルム。すごいですね。
きっとその原動力の大きな部分に、ダイセルの技術や知識も大きく関係してたのだと思います。
そしてそこから世界は一変。デジカメ・スマホの普及が始まり、フィルム需要は急減。
しかし、そこで変化できるところが富士フィルムの真骨頂!2000年代からは高機能材料・ヘイルスケアに注力を始め「富士フィルム」と言う名前に似つかわしくない程の構造転換を遂げています。

この速度感がとてもすごいです。やはり高機能素材(マテリアルズ部門と富士フイルムが言う)への貢献の中にダイセルは存在しており、会社の歴史が味方している部分もあろうかと思います。しかし今思い切り売上を伸ばしているのは、ヘルスケア部門のようです。これは画像診断装置や、バイオ医薬品関連、化粧品といった商品群の部門です。
こちらの部門の売り上げと利益の伸びが急激で、こないだ届いた株主通信によると、半年間でのヘルスケア部門売り上げは3756億と前の年と比べて51,4%増加、営業利益も470億と2,5倍!に増加しているとのことです。ものすごい伸びです。そしてとうとう富士フィルムの部門の中で、売り上げも利益もヘルスケア部門がトップとなっています。

これは富士フィルムの置かれた歴史のアドバンテージだけでは到底説明できず、この部門に会社の決断力の全てが出ているように、さくたろうからは見えます。

これからも強気の姿勢!

そして現社長・CEOの後藤禎一さんはパフォーマンスの意味合いもあるのかはわかりませんが、ものすごく強気です。
この姿勢が素晴らしい。最近紙面に見える機会が多いので、抜粋してコメントを記載すると、

・遺伝子治療薬の開発・原薬製造拠点を年内に開設する
・ヘルスケア部門には24年3月期までに6000億の投資を決断済み。これからも続ける
・全体では24年3月期までに1兆2000億の成長投資を掲げた
・バイオ(ヘルスケア部門に含まれる)では早くから海外に進出できた。原液から製剤、包装まで対応できる競合企業は少ない。競争優位性はかなり高い
・マテリアル部門も半導体材料が伸びるとみて生産設備拡張に力を入れている
・事務機は需要が減っているがまだ利益を稼げる状況だ。ゼロックスとのブランド契約が切れたのでこれからは自社ブランドで有望な市場を見つけて進出する

こんなコメントがありました。

とにかく強気です。今までも、そしてこれからも、おそらくこの姿勢は変わらないのでしょう。
富士フィルムが、日本を牽引する会社の一番になって、それに続く日本の会社がどんどん繁栄していくことを夢見ています。

そして、さくたろうの好きなJR東海のCMよりも、もっと素晴らしいCMも富士フィルムが作ってください笑
(12/3 富士フィルム ¥8,794)

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