ウクライナ復興に期待せずとも大丈夫

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さくたろうの考え

こんにちは、さくたろうです。
昔、GO WEST理論というのを聞いたことがあります。
世界の覇権は西に西に移っていくという理論です。
それに基づくと、アメリカの次は日本を通りこすなら中国か?と覚悟してましたが、もしかしたら、日本も中国も通り越してインドになるかもしれないなと最近思っています。

アメリカはウクライナに武器支援をガツガツとしています。
きっと戦争後の復興需要まで見越しているのかもしれません。
日本はしないですから、仮に復興需要があったとしても、そこには辿り着く権利はないでしょう。
そこに期待をすること自体なんか違和感を感じるし、覇権を狙う気概はなく、真の平和を謳うまでには長い長い道のりが待っているように思えます。

戦争・震災では実力は上がらない

2011年の震災のとき、新日鉄やJFE、住金は、急激に株価が下がりはしたものの、その後数週間、プラスになることはありませんでした。
これは高炉だからという事もあると思います。高炉は基本的に高品質鋼材だから、復興で建設に使われるようなそこそこの鋼材ではないです。
そう言った建設建材を作っている電炉株(合同製鉄・共英製鋼等)は多少上がりました。
電炉で使う材料の鉄スクラップは震災でそこかしこに落ちて入手しやすくなっているし、それを使った復興の需要自体が実際に期待できるから、という思惑です。
「大震災でも上がらないのか、むしろ高炉株は下がるものなのか・・」
これがその時の正直な心境でした。鉄(新日鉄)とはなんと重い株なんだと思いました。

しかし今思うと復興需要を期待するようでは、国としても会社としてもダメで、「供給」自体は会社側が意思を挟む余地があるのだから、常時からそのバランスを測りながら価格をしっかり決めていくことが強い会社の条件なのだと思います。
復興で上がった株価や業績が、確かに、不思議とそのまま定着するような事象を見てきたこともあります。
例えば9639の三協フロンテアは、2011年3月を転機として上昇波動に入り、とんでもない上昇と繋げていきました。ただしこれは、震災を機に構造も利益体質にして、自らの力で上昇の軌道を作っていったものだと思っています。
この会社はプレハブの大手です。
でも、そこかしこに供給メーカーが存在する今までの高炉株・電炉株ではおそらくそのように昇華できないと思います。
震災や戦争を機に生まれ変わるにしても、他を圧倒する製品や、色が必要だということだと思います。

高級鋼で他を「圧倒」 日本製鉄

昔、何かの本で読んだことがあるのですが、ある超高級リムジンで個人タクシー運営をしている方の話を思い出します。
音響や細部にまでこだわったタクシーで経営していて、運賃はとんでもなく高いが予約は数年先まで埋まっているといった話だったと思います。
このタクシーが震災や復興需要で何か売上が変わるのかと考えた時、おそらく、全く影響を受けないと思います。
鉄鋼でまず高付加価値の代名詞とされるのは高炉です。
そして高炉はやはり特需の影響をあまり受けません。
2011年もそうですし、今回のウクライナでもおそらくそうです。
そして高炉の会社の中でも高級鋼で他を圧倒しているのは、言わずもがな、日本製鉄です。
例えこれからどんな苦難が世界で待ち受けていようとも、その供給量を自らの意思で調整できるポジションにある会社はやはり強いと思います。
今、いくら電炉株が上がろうと、また高炉株の割安なところが上がろうと、僕は日本製鉄に賭けたいと思います。
本当に日本製鉄がいなくなっては、困ります。
日本が困り、衰退してしまいます。
とても優等生とは言えない業績を辿ってきましたが、それでも今回の構造改革で、本当に本当に変わった可能性があります。
6000億の利益を常に残せるようになったことがわかったときに、今の3000円付近の株価には一生戻ってこれなくなると思います。
やはり今年も来年も、日本製鉄からは目が離せません。

本当に実力があれば、考えなくてはいけないのは供給だけのはずです。

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