インドルピーと円、どちらが伸びるか

スポンサーリンク
さくたろうの考え

こんにちは。さくたろうです。
youtubeでも発信している内容になりますが、日本製鉄のインド投資は額もホンモノ。
日本製鉄経営陣の説明では「インドでも単価にこだわる」との話がありました。
インド投資は、インドの成長率も考えると早いに越したことはないと思います。

インドルピーと円を比べた時、もちろん今でも円の方が弱いチャートをしています。
これが続くようであれば、後から行うインドへの巨額投資よりも、すでに行ったインドへの巨額投資の方が、成長と通貨価値、どちらから見ても後者の方が意味のあるものとなります。

亡国の日銀

経済の真実を知れば知るほどに、日本はアメリカから見たら本当にカワイイ犬なんだと思います。
アメリカが作る借金(米国債)をこれでもかと買ってくれて、戦費がかかる(イラク戦争・ウクライナ戦争)となるとさらに米国債を買ってくれて、またアメリカの借金が増えてきたらそれを棒引きするような合意(プラザ合意、アメリカの借金の価値の引き下げ)までしてくれる。
同じプラザ合意をしたドイツなどは、ちゃんとその後にユーロ圏を構想、2度と借金棒引きの憂き目を喰らわぬよう、できる範囲の対策を取っています。
一方日本は何も疑わずに忠誠を尽くし、米国債以外の外貨を増加させようともしていません。
またアメリカの借金が増えてきた今、日本が持っているドルの価値を切り下げ(借金の額の大幅ディスカウント)のオファー?コールがいつくるとも限りません。
日銀も個人投資家も、間違いや傷つくのを恐れるよりも、将来を自分で考えて、自分なりの結論を導き出して、それに向かって行動をした方が楽しいと思います。
人に従うために、生まれてきたのでしょうか。
いや、先人達が命に代えて護ろうとしてくれた大切な国という宝物を、せめて大切にする義務が国民としてあると思っています。

この国には頼れない

40歳代の僕が友達と話をすると、あらゆる僕と違った考えの人とも、決まって「この国には頼れない」と言った点で、意見が一点で交わります(悲しい)。
経済で考えるとき、通貨はその国の基盤です。地盤です。
国を頼れないということは、その通貨をも信用できないことを表します。
それについての対策は本当に色々と存在します。国単位でも、個人としてでも。

そんな時、インドに賭ける日本製鉄や黒崎播磨は数ある対策のうちの、ひとつの対策となるかもしれません。
インドにも本当にさまざまな問題が存在していることは十分理解しているつもりですが、一言で言うと、日本とは「明るさ」が違います。
仮にインドの経済・国力・通貨が強い方向に向かい続けるのであれば、今の日本円で投資した金額は、思わぬ乗数がかかって成功するかもしれません。

インドに大きく投資している、わかりやすい会社

ここに大きく投資している日本製鉄は、その成功の果実を、今よりも強くなったルピーで享受できるかもしれません。
僕は特に日本の企業がインドに進出していることは、これからは「マスト」になると思います。
詳細はまたの機会に譲りますが、伸びる要素しかありません。しかもこの先何十年と。

僕は僕に関わってくれた家族を含む全ての人に、投資のことを聞かれたら「日本製鉄と黒崎播磨がいいと思う」と答えています。
その答えが将来例え間違っていたとしてもちゃんと覚悟はできていますし、言うだけのリスクも僕自身が取っています。
ここで間違いを恐れて・人を傷つけるのを恐れて「わからない・何もしない」のであれば、それは結局、個人としても今の日銀とやっていることは同じです。

自分で考えて、賭ける。
日本円よりルピーの方がいいと考えるのであれば、日本製鉄と黒崎播磨は面白い位置にいる2社です。

タイトルとURLをコピーしました